5月27日(金)に17名の先生方が参加され,中学校進路指導担当者研修講座が開催されました。講座日程は
午前:講義 「進路指導の考え方と進路指導主事の役割」
午後:講義・協議 「自校における進路指導の課題と対策」
協議・演習 「自校における進路指導の進め方」
でした。
先生方による情報交換等が活発に行われ,進路指導に対しての視点を持つことができたようです。



【受講者からの感想】
・進路指導の意義、進路指導主事の役割について具体的な業務をイメージすることができた。また、進路指導上の問題点を参加者と共有し、その解決に向けて見通しを持つことができた。
・進路指導主事の仕事に不安を持っていましたが、今日の午前中の講義や午後の協議での話し合いで、少しですが方向性が見えてきたような気がします。
・進路指導主事の職務について、講義や協議、演習を通して具体的かつ実践的に知ることができました。 本校の進路指導の一層の充実のため、キャリア教育の視点を常にもち、他の職員と協同して職務に当たっていきたいと考えます。
・進路指導についてわかりやすく講義してくださったので、よかった。法律で決まっていることから、すぐに現場で使えるようなものまであり、大変参考になりました。
【受講者の感想】
・健康教育について、色々な取り組みを知ることができたので、今後参考にして取り組み
たいと思いました。また、他の保健主事の先生方との協議でも、楽しんで取り組むこと
のできる健康教育の実践を聞くことができて大変勉強になりました。
・今回の研修では、今まで気づいていなかった学びがたくさんあった。
・学級担任や学年主任を経験された先生方との協議は、新たな視点や思考の発見の場とな
り、今後の健康教育の推進に生かしていきたい。
・保健主事の役割や心構え、養護教諭との関わり方、健康教育の取り組み方を学ぶことが
できました。また、各校の取り組みに触れることで、自校の健康教育の推進を担ってい
かなければならないという自覚と責任を感じました。
5月17日(火)、20日(金)に標記講座が開催されました。小学校と中学校で初めて特別支援学級や通級指導教室を担当する教員121名が受講しました。
「特別支援教育の基礎・基本」や「保護者との関係づくり」の講義では、特別支援教育に関する基本的な内容について学びました。「障害特性に応じた指導」では、講義や協議を通して、担当している障害種の指導について理解を深めている様子でした。
通級コースでは、実際に小学校で通級指導を担当している教員を講師としてお招きし、講義をしていただきました。通級指導のポイントや指導場面の動画視聴など、具体的なお話を聞くことができ、明日からの授業の参考となったという感想が聞かれました。

・同じ障害だからといって、同じ支援をするのではなく、児童生徒一人一人に合わせた支援がとても大切であると学びました。個別の教育支援計画、指導計画を作成して終わりではなく、実践して、見直しまで、しっかり行いたいと思います。
・知的障害児童生徒が通級による指導がないことについてQ&A方式の説明があり、わかりやすかったです。個別の教育支援計画及び指導計画の記入などのポイントが参考になりました。
・保護者との良好な関係を構築するには、しっかりと寄り添い、その心理状態まで把握、理解していくことが重要だと感じた。保護者の願いをしっかり読み取り、よりよい信頼関係を築いていきたい。
・リフレーミングという言葉や話を聞く際の態度を見直すことや知ることができて、初心者の私にとっては、すごく参考になりました。
・講義では、様々な支援の仕方を紹介いただき、大変参考になりました。協議では、共感できるご意見をたくさん聞くことができ、特に人間関係作りの支援について、来週から取り組めそうな案もありました。
・(通級による指導について)実際の教具、指導の様子をたくさん紹介していただいたので大変勉強になりました。実践に即した講義はとてもありがたいです。
5月19日(木)標記講座を半日で開催しました。中・高・特の7名の先生方が受講され、IPアドレス等のネットワークに関する知識、ネットワーク構築演習、プリンタ等の資源の共有について学びました。
【講座の内容】
第1章 IPアドレスとネットワーク機器
第2章 PCのネットワーク設定

【受講者からの感想】
・ネットワークの基礎基本についてよくわかる講座でした。
・ネットワークに関する用語に無知だったので、基礎的な名称の説明から、実際の設定方法まで学ぶ研修は、大変わかりやすくためになりました。IPアドレス管理表を再度確認し、今年度の利用状況や各端末の設定等行っていきたいと思います。
・ネットワークについてきちんと学んだ経験が少ないため、とても参考になりました。ありがとうございました。
5月13日(金)、今日から始めるいじめ対策研修講座が開催されました。受講者は、小学校9名、中学校5名、高等学校13名、特別支援学校3名、研究員2名、聴講者2名、合計34名でした。はじめに「いじめについての認識と理解」の講義を聴き、いじめの現状やいじめへの組織的対応について理解を深めました。また、「いじめの理解といじめ防止のための取組」の講義・演習を通して、いじめの法令を理解するとともに、早期発見や未然防止の方法や効果的なアンケートの実施方法ついての理解も深めました。具体的なアンケートの質問項目を考える演習・協議は非常に有意義な時間だったと感じたようです。
【研修内容】
講義「いじめについての認識と理解」
県教育庁学校教育課生徒指導支援グループ指導主事 砂澤 拓弥
講義・演習「いじめの理解といじめ防止のための取組」
上越教育大学大学院教授、いじめ・生徒指導研究センター長 高橋 知己
【受講者からの感想】
・いじめがなぜ早期発見しにくいのか、早期発見するためのアンケートの工夫等、すぐに実践できる内容を知ることができ大変勉強になった。
・初めてのハートフルリーダーの仕事が不安でわからないことばかりだったが、いじめの定義を確認して、いじめの対処の事案の講義を通し、自分がやらなければいけない仕事が分かってきたので、とても良かった。
・高橋先生の講義・演習は、想像以上にとてもおもしろかった。今までは「いじめ対策」と聞くと、重い感じがするしできれば避けたい話題だった。しかし今日の研修で、未然防止と早期発見の捉え方やいじめに対する向き合い方が変わった気がする。「重大事態になる前に、子どもたちを助けたい」という、先生の熱い思いもわかった。そのために、担任としてできること、一教職員としてできることを考え、日々子どもたちに声をかけていきたいと考えた。